概要
SESAMEシステムとは【Sensory data transmission Service Assisted by MIDORI Engineering】の略で、野外の様々なデータ(フィールドデータを、安価に簡単に取得することを目的として開発された「フィールドデータ伝送サービス」のことです。
SESAMEシステムは樋門の内水位・外水位およびゲート開度を観測し、必要に応じて管理人と管理事務所に警報メールを送信(コールバック機能や転送機能で安心)することができます。センサーで得た情報はWEBで表示、複数のセンサー状況を一元管理することも可能です。
現地にあったセンサーのご相談から、データ取得後のデータ解析アプリケーション開発、データ管理(サーバー)、データ伝送(通信事業者との契約)に至るまでトータルサービスを行っております。「当社と契約して、現地にセンサーを設置するだけ」という手軽さが魅力です。
増水時には「お知らせメール」も届きます。
特徴
- 1.高い機能性〜見やすいWEB画面・確実な伝達〜
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- 地図上で、複数の樋門の操作状況が一覧でき、該当樋門のアイコンをクリックする事により、グラフ画面に切り替わり、内外水位の時系列情報がわかる。(樋門台帳、一般図も閲覧可能)
- データ測定の間隔、データ送信間隔は任意の水位間で設定可能。
- 確認応答により確実な伝達が可能。増水、減水もしくは水位逆転時には、管理者の携帯電話に送信。
- 2.高い経済性〜初期費用(工事・設定費)、維持費用(通信・管理費)が安価〜
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- コンパクトなデータ伝送装置採用により機器構成がシンプル。
- 既存のサーバーや、ネットワークを流用可能であるため、開発予算、設備投資を大幅に削減。
- インターネットを利用した情報提供システムであるため、専用のパソコンやソフトが古くなっても最インストールする必要が無い。(更新費用はゼロ)
- 堤内・外、2経路ありながら、5,000円/月/樋門の通信費。(サーバー管理費含む)
- 3.商用電源不要〜小型ソーラー,バッテリーでまかなえる省電力設計
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- 築堤への電源ケーブル敷設不要。電源が無い地域で活躍します。
- 電気代が掛からない。(CO2排出もゼロ)
- 災害時による停電でも対応可能。
システムイメージ
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概要
浸水の情報を素早く入手!設置した水位計の情報で現状を把握。
増水時にはいち早く対応でき、設定水位を超えた場合はお知らせメールが届きます。
特徴
- 広範囲に渡る出水やゲリラ豪雨のような急激な増水にも対応!
- 設備費が安価!インターネットで簡単に閲覧可能!
- リアルタイムに現状を把握!設定水位で自動メール送信!
- 小型ソーラーで発電・作動するので災害・停電時でも対応可能!
設置例
事例)アンダーパス