耐候性土のう TKバック

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耐侯性に優れた大型土のう

 

 

概要

 『TKバック』は、災害復旧事業等における「耐侯性大型土のう」設置ガイドラインに基づき開発された、耐侯性の優れた大型土のうです。

 従来の大型土のうは、耐侯性が悪かったため、2~3ヶ月で紫外線劣化を起こし、吊り上げる事もできなくなり、撤去作業が大変手間取りました。

 『TKバック』は、耐侯性に優れ、河川・道路等の災害復旧事業の応急仮工事や仮設工事等に威力を発揮します。また長期間使用可能なため、再利用も可能となり、コストの削減にも寄与します。

耐侯性大型土のう-TKバック

 

 

特徴

高強度で安定した強度
高強力のポリエステル繊維(黒原着糸)から織り上げている為、強度が強く安定しているので、長期間使用可能です。
耐侯性の向上
従来の大型土のうと比べ、飛躍的に耐久性(耐侯性等)が高いため、腐蝕がなく、長期間使用可能です。
作業効率の向上
移動が簡単で、撤去も楽に行えます。
環境について
使用材料は、環境省が定める内分泌撹乱物質含有調査を実施しており影響はありません。

 

 

従来品と耐侯性大型土のうの比較

従来型大型土のう・紫外線劣化

従来の大型(1t)土のう耐侯性大型土のう*
容量1m31m3
最大充填質量10kN20kN
耐侯性半年相当で初期強度の10%以下に劣化1年・3年相当の耐侯性
1年後の転置不可
設計検討規定無し設計可能

* 耐侯性大型土のう設置ガイドラインに適合した商品

* 耐侯性1年相当は300時間、3年相当は900時間の耐侯性促進試験を行い、所定の強度が保たれている事を確認している。

 

 

災害箇所の応急復旧事例

  • 道路擁壁の押さえ盛土
  • 被災した護岸の応急対策1
  • 被災した護岸の応急対策2

 

 

用途・適用箇所

【適用工事】

「耐侯性大型土のう」の性能を踏まえ、以下の施工条件を有する工事において適用する事が望ましい。

  1. 設置期間が2ヶ月程度を越える工事
  2. 複数回、転用する事により経済的となる工事
  3. 決壊防止工事等の影響を受ける工事(適宜、袋詰玉石工を併用)
  4. その他、家屋や道路に接するなど高い防護効果を必要とし、「耐侯性大型土のう」使用が適当と認められる工事

【用途】

  • 【仮設用道路工事】
  • 【仮護岸工事】
  • 【仮締切り工】
  • 【災害復旧(のり面対策)工事】
  • 【災害復旧(押さえ盛土)工事】
  • 【災害復旧(河川決壊対策)】
  • 【落石防護対策】
  • 【他】

 

 

施工事例

  • 施工事例1
  • 施工事例2
  • 施工事例3
  • 施工事例4
  • 施工事例5